初心者、瓦屋根の補修、補強の方法。

瓦屋根の補強・補修についてです。

 まず、日本家屋の屋根は、昔から瓦屋根が多く使われてきました。耐久性は、50年とも言われており、長い耐久性を持っています。しかし、長年使用していると、瓦がズレたり、割れたりしてしまい雨漏りが発生します。最悪の場合、瓦が屋根から落ちてしまい、雨漏りが大きくなってしまいます。

 DIYとして、瓦の補強や補修を個人で行うことは可能と思いますが、安全に行う必要があります。転落の危険があるため、個人でDIYでするより業者に依頼することをおすすめします。

 

瓦の補強方法

 瓦と瓦の山にコーキングの補強材を塗り、瓦のズレを防ぐ。補強材を塗る場所は、きれいに拭いて汚れを取りましょう。汚れが残っていると、補強材がはがれてしまう可能性があります。


瓦の補修方法 

・瓦がズレている場合
  瓦を動かすと、瓦が動いてズレを直すことができます。瓦のズレを直すことと同時

 に瓦と瓦の山にコーキングを塗り、今後のズレを予防します。コーキングを塗る場所

 は、塗る場所は、きれいに拭いて汚れを取りましょう。汚れが残っていると、補強材

 がはがれてしまう可能性があります。

 

・瓦が割れている場合
  ①補強材を塗る。
    ・割れている瓦の隙間に、補強材を塗ります。手で塗ると塗りやすいです。直

     接、手で塗るを手荒れとなる場合があるため、手袋などを使用すると良いで

     す。

 

  ②補強テープを貼る。
    ・テープを貼る場所の汚れをきれいに取り、たわみが出来ないように貼りす。

 

  ③新しい瓦を交換する。
    ・割れている瓦を外して、新しい瓦と交換します。瓦が針金等で固定されてい

     る場合は、針金を切ってから瓦を外します。新しい瓦は、針金等で浅木に固

     定します。交換後は、瓦と瓦の山にコーキングを塗り今後のズレを予防して

     もいいかもしれません。

 

最後に

 補強や補修をした場合、瓦のズレやひび割れが再度発生していないかを確認しましょう。雨の日にも確認ができるのであれば、より良いです。雨の日は瓦の状況を見ることが難しいので、雨漏りが発生していないか確認してください。